長沼町は、石狩平野の南東部、札幌市からは南東へ約32㎞の位置にあり、東は馬追丘陵をはさんで「由仁町」と、 北東と北西は夕張川を境に「栗山町」「岩見沢市」と、そして旧夕張川を境に「南幌町」に 接し、南から西にかけては千歳川などを境に「千歳市」「恵庭市」「北広島市」と接する、面積168.52km2、人口約1万人の農業を基幹産業とした町です。
町域の約2割は東側を南北に連なる馬追丘陵の緩傾斜地、約8割は石狩低平地となっております。
農業については、農地が面積の約66%を占め、稲作を中心に発展してきましたが、現在は生産調整面積が8割を超え、小麦、大豆を中心にブロッコリーやトマトなどの各種高収益作物が作付され、果樹、酪農畜産など多様な生産も行われています。
観光については、農作物直売所も好評な「道の駅マオイの丘公園」、源泉かけ流しの「ながぬま温泉」、日本オートキャンプ協会より4つ星認定を受けた「マオイオートランド」や町内随所のファームレストラン、カフェやベーカリーなどたくさんの方が訪れております。
「タンチョウも住めるまちづくり」の一環としてヒナの誕生にも成功しています。
緑広がる農村景観と石狩平野を一望できる馬追丘陵からの眺望などの魅力を活かし、かつ、札幌市を中心とした道央圏域内に位置し「新千歳空港」へのアクセスも良いため、移住定住や企業誘致にも積極的に取り組んでいます。
今後も小樽市から千歳市を結び町内を通過する「道央圏連絡道路」の全線開通や隣接する北広島市に建設される「北海道ボールパーク」の完成など、本町にとっての好条件を活かした様々な取り組みを行い、住民の満足度向上と「住んでみたい」「訪れてみたい」活気ある美しい農村景観のまちを目指してまいります。
長沼町に飛来するタンチョウ |