第1浄水場について
第1浄水場は、石狩川水系夕張川を水源として、平成18年度に完成した浄水場です。
この浄水場は夕張川の水質特徴を考慮し、0.1μmの微細孔を持つセラミック膜により浄水処理を実施する高度浄水処理施設です。また、原水水温10℃以上の時は、浸漬膜ろ過池で生物により水処理を行い、水温10℃未満においては中塩素混和池及びマンガン砂ろ過池で接触処理を行います。
取 水 量 : 5,960m3/日 浄 水 水 量 : 5,400m3/日
膜 形 式 : 精密ろ過膜(MF膜) モジュール数: 110個/ユニット×6池
第1浄水場 処理工程
取水電気棟 夕張川から取水するための電気、制御、圧力タンク等を設置している建物 |
原水調整池 取水停止時等に可能な限り断水等影響を緩和するため及び原水中の懸濁物質の沈降による水質改善を行う施設 内法幅9.4m×長30.65m×深3.5m×2池 |
活性炭注入設備(タンク) 粉末活性炭の注入により、フミン質や有機物を吸着除去する施設 タンク 20m3×2基 |
浸漬膜ろ過池 膜を収納する水槽にセラミック膜を浸漬させ膜を介し吸引 ポンプで浄水を取り出す。防水は薬品洗浄を行うためステ ンレス防水を使用している。 槽数6槽 |
セラミック膜(ユニット) 池設置数量:6ユニット |
次亜塩素酸ソーダ注入設備 病原菌等の殺菌、マンガン等を酸化させるために注入します。 また、蛇口で塩素が0.1mg/l以上残るように注入しております。 |
マンガン砂ろ過池 生物処理が出来ない時期にマンガン処理のための施設で |
中央監視装置 コンピューターにより取水、浄水、送水を制御し、ポンプ場、 各流量計のデーターを監視制御しております。 |